不動産価格と道路

2022/08/02

土地

福島県福島市の今日は、相変わずの危険な真夏日通りこして酷暑な一日です。今日８月２日は、語呂が良いのか、蜂蜜の日（ハニー）、ハブの日、おやつ（０８２）でベビースターラーメン記念日だったりと記念日が多いようです。

写真は、仙台駅東口にある「柳家　仙台東口店」さんのレアチーズ納豆キムチラーメン・・・(笑)　ネーミングで凄いインパクトです(笑)

以前、近くのまぜそばの一二三さんにお邪魔した際に凄く気になってはいたのですが、某偏食家のEさんは納豆がダメなのと、新しいモノに基本チャレンジしないので、頑なに断られたので、別で来店。

チーズケーキ等である私には、レアチーズと言われたら外せないので、迷わず注文しました！キムチ納豆ラーメン自体は凄くおいしいですが、使用しているレアチーズはちょっと違うかな・・・と偉そうな自称チーズケーキ党の党首でした。

前置きが長くなりましたが、表題の件。

先日、査定依頼をいただいた物件。立地がとても良く、お客様もそのことをご存知で、査定額の凡そ予想していたようなのですが、当社の査定とはなかなかの開きが。その原因が、接している道路でした。

福島市では、基本的に幅が４ｍ以上の道路に２ｍ以上接していることが、建物を建てる上で必要です。当該地は道路には接していたのですが、幅

が３ｍ程度しかない状態でした。そういった場合に、建築不可とはなりませんが、道路後退といい、４ｍの幅になるように敷地の道路に接する部分を確保する必要が出てきます。そうなると建築面積も減少するので、必然的に単価や面積が変わるので価格が下がります。そして車社会の福島では車の出入りなども土地の売れ易さに影響します。３ｍ幅は車は通ることは出来ますが、車１台が通るとあまり余裕がなく、道路方向にもよりますが、駐車が苦手な人は嫌煙する傾向にあるので、流通性比率（売れ易さ）もマイナスになるので、相対的に価格が低くなってくるということです。

不動産会社として、不動産のお話をする際には、きちんとした根拠を示すことが大事です。査定をしていると、査定サイトの会社はいくらだったとかお聞きすることが多いです。不動産会社の査定は、不動産鑑定評価のような財産的側面からではなく、不動産市場の流通性をベースにして算出することが多いですが、そういったものを度外視して、ただ高値でお客様の依頼を取り、結果的にあとから様々な理由をつけて結局低い価格になり、お客様とトラブルになり相談を受けます。絶対価格ではないので、どれが正解ということはありませんが、少なくとも査定を依頼する際には、その根拠等をきちんと確認することをお勧めいたします。