不動産会社向けの悪質営業、詐欺

2024/04/02

任意売却

物騒なタイトルの割に、いつも通りトップ画像は看板犬。

紐（だけじゃないですが）を噛むのが大好きで、パーカーなどを着ていると人の上に飛び乗り、物凄い力で紐を引っ張って首まで絞めるという一見ほのぼのとした光景ですが、結構やっていることは残酷なうちの子の一枚です。

国会では相も変わらず捕まらない、罰せられない詐欺師というか脱税なので犯罪者集団が嘘を並べて国民の税金を上げて、私服を肥やすだけの終わってる日本の今日この頃。

オレオレ詐欺、ロマンス詐欺、投資詐欺など、物騒なニュースが多い春。個人も色々と危ない昨今ですが、不動産会社をやっていると案外多い悪質営業や詐欺。

例えば、融資詐欺。いきなりFAXなどが来て、いくら融資可能ですと記載されており、資金繰りに困って連絡すると、融資手数料で前金が必要ですとくる。融資を受ける際に、融資手数料というのは当然掛かるので（といってもこれ系はふざけた金額らしいですが）、これを払ってしまうと、そのまま持ち逃げされてしまいます。

数年前に某ハウスメーカーさんがやられた地面師による詐欺は、そこまで多くないですが、投資詐欺というのは多いです。実在しない物件（海外の不動産投資）、実在するが権限がない物件、あとは悪質なサブリース付の物件などなど。地面師みたく資格者まで使われると判断が難しいですが、結構盲点を突かれた詐欺は多いです。

あとは、悪質営業系。HPや査定サイトなどの勧誘です。限定何社だとか、HPやサイトをやらせるのが目的なのに、それを隠し、自社が保有しているお客様に不動産を紹介するサービスなどありもしないものを売りつけに電話、メール、DMなど毎日のように仕掛けてきます。必ず売上になります、まったく損をしない話など、お決まりの営業文句でいくら断ってもしつこく仕掛けてきます。最近一番面白かったのが、自信があるのでしつこい営業は一切しません！！！と謳って毎日連絡が来る会社。呆れるのを通り越して面白いです。

AIやボットなどコンピュータ化が進み、問い合わせフォームへの一斉送信や自動送信など迷惑な技術も進化しております。DX化などデジタルの進歩が著しい昨今ではありますが、使うのも最終判断するのも全部自分です。上手く利用すれば心強いツールになりまし、今は調べれば何でも調べられる時代です。知らないことは別に恥ずかしいことではありません。人に聞いても問題ありません。違法や詐欺というのは、解約も出来ます。なにかと物騒な時代ではありますが、人や情報と上手い付き合い方を見付けて、楽しい新生活をお送りください。