処理水と汚染水

query_builder 2023/08/28
任意売却
スクリーンショット 2023-08-28 170540

福島県にとって重大な問題である、❝処理水❞の放水が8月24日から始まりました。プロセスについても県民として思うところがありますが、そこを置いてもまず、国内の識字率が低い一部政治家等々が、処理水を汚染水などど呼称し、また風評被害を起こそうとしています。中国にいたっては、自国で福島の量と比べようもない量を垂れ流しているくせに、日本の10都県の水産物自体の輸入を止めるなど相変わらずのお里が知れる対応をするだけでなく、福島県内にも中国からの迷惑電話が大量に掛かってくる結果となっています。


震災から12年、福島県内のすべての業種は散々いわれのない風評被害に合い、そんな中でも一生懸命に各業種の皆さんの努力や、TOKIOさんなども始め積極的に検査済のどこより安全な福島県産品をPRしてくださったお陰で、ヨーロッパなどの輸入制限なども解け、これからというところでまた水を差されました。約束も守れない日本政府が、政府が責任を取るなどとまた出来もやりもしないことを適当に言っていますが、実害がどんどん出ている中で、結局また福島県の人にツラい思いをさせるだけにしか思えず、日々悶々としております。


汚染水などと呼んでいる方々は、トリチウムだけを強調して、他の核種が含まれている事実は伏せているなどと騒いでいますが、そもそもALPS処理水のALPSというのは、❝多各種除去装置❞のことで、処理が必要な水をALPS処理することで、トリチウム以外の放射性物質を浄化した上で、除去しきれないものについては、取り除けないトリチウムと同様に安全基準にまで希釈するものです。


トリチウムは、水素の仲間ですが、問題とされるのは放射線を出すことです。そして水として存在しているため、ろ過や吸着などの他の放射性物質のように取り除くことが出来ず、現在の科学技術では処理水のようにしか方法がないため、世界の原発でも海洋放出が取られています。

トリチウムは原発以外で自然に存在もしています。仮にトリチウムが人や魚介類に取り込まれても水と同様に速やかに体外に排出され、体内に蓄積されたり、濃縮されません。


では、トリチウムの出す放射線が何を引き起こすかについてですが、莫大な量を体内に摂取することでは影響はなく、ましてや処理水レベルの量では問題になりません。

原発の時もそうですが、原発から出ている=悪いみたいな何も考えても理解もしていない人が風評被害を広げていますが、飛行機に乗ったり、X線検査や品種改良などや医療器具の滅菌などにも放射線は利用されたり、普通に浴びていたりします。そちらの方が被ばく量があるのにその辺りはまったく目も暮れず、叩き易いとこだけ叩いています。

普通の生活をしていたらまず接することがないというなら話も分かりますが、中国や変な方々のように自分に都合の良い論調に煽動するために福島県を利用するのはやめていただきたいです。


そんな中でも兵庫県の斎藤知事のように、福島県産の水産物の消費を後押しするイベントを開催していただけるとの発表がありました。イベントのみならず、県庁内での水産物利用なども検討していただいているようです。どこかの大臣は、処理水が放出される前に福島県に来て、意味不明なパフォーマンスをしていましたが、処理水が放出されてからが正念場なので、斎藤知事のような客観的な科学的な根拠に基づいて行動をしていただけると大変嬉しいです。

----------------------------------------------------------------------

合同会社ENISHI

住所:福島県福島市御山字三升蒔18-5

電話番号:024-573-2734

----------------------------------------------------------------------

NEW

VIEW MORE

CATEGORY

ARCHIVE

TAG